一時払養老保険

一時払養老保険なる商品があることを先週学んだ。。
多分AFPやってる時も学んだと思うんだけど
今とは税の理解度が違うので
よくわかっていなかったと思われる。。


この商品
満期まで生きてたら満期保険金
死亡したら死亡保険金
(たぶん同額)
が出る。


まぁここまでは多分誰でも知ってるのですが、
一時払いにすることで保険料を安くし
5年超(6年以上)とすることで税金を実質0にできるのではないか?
そして、払った時は保険料控除を受けれる。
(所詮所得控除のMAX4万円で、超過累進税率ランク10%の税率の俺は4,000円しか控除に成らんのですが…)


じゃあ毎年100万円くらいの商品を購入すると
年所得控除分4,000円
で6年後くらいから保険会社の運用益分くらいがずっと非課税で手に入る。。
おいしい???と思ったので
どれくらいの利率があるのか調べたら・・・・


そもそも6年って商品があまりない。。
10年満期が多い?


D生命:200万円10年で204万円………10年単利で2%?? ゴミ×
(1年複利に戻すのも面倒なくらいゴミ商品)
F生命:100万円10年で101.8万円………10年単利で1.8%?? ゴミ×
(1年複利に戻すのも面倒なくらいゴミ商品)
J生命:100万円10年で107万円………10年単利で7%?? 準ゴミ×
(1年複利0.6789% ゴミ×)


ということで結論
保険と
投資は分離しましょう。。


今時、年利30%を超えるファンドはそのへんにゴロゴロしてるんですよね。。
手数料とか税金引かれても20%にはなるので


保険と投資をセットにすることで
当たり前ですが、生命保険会社が成り立つわけで
生命保険のセールスしてる人が良いスーツ着てるわけで
よっぽどお金が余ってる人以外は
投資と保険は分離しましょう。。





満期保険金が実質0円になるロジックは
1段階:一時所得:(満期保険金 - 払った金額 ) - 50万円
2段階:一時所得 × 1/2
と所得計算の1段階目で50万円の控除があるので運用益が50万円を超えないと税金かからない。


5年以下で解約等すると源泉され(勝手に引かれる)、源泉分離となるので
戻ってこない
(確定申告の対象にもならないので絶対に戻ってこない。銀行の利子扱い。)


特約はつけたら駄目。



あ、話は変わりますが
保険会社のすすめる個人年金(特に変額がついているのは)入ってはいけないです。。
入る前にまず、確定拠出年金に入りましょう。。
金余ってるならファンドに投資しましょう。。


保険に入って良いと思う時期はもう過ぎてて
利率が高い時ならその利率が確定している商品に入るのはお勧めですが
そんな時代はもうこないと思われます。。
(そんな時代が来たらインフレでそれどころじゃない)