錫 杖 岳登ってきました。
しばらく山登ってなかったので心配だったが、jogで基礎体力だけ戻し
いざ山行へ！！
(tnoshougou, YさんのパーティとG君、I君とのパーティ)
1日目： 左方カンテ
4:30駐車場着⇒仮眠⇒6:10出発⇒7:40？テンバ着⇒テント張って⇒(取り付まで45分)⇒8:50左方カンテ取り付き着
⇒9:10登攀開始⇒14:00登攀終了⇒(休憩30分)⇒14:30テンバへ下山開始⇒15:00烏帽子岩付近で別PTと合流(休憩30分)
⇒(クリヤ谷へ下降:途中で川遊び・・・)17:15テンバ着。20:00就寝。。
おそらく25kgくらいのザックだが今の自分には相当重い。
テンバまでYさんについて行くがテンバにつく前に足に来てしまった。。
テンバに着いてテントを張ってさっそく上りに行くことにした。。
サブザックだとそこそこ頑張れ、45分ほどくらいで取り付きに到着。。先行パーティが登っている。
1人バックロープの4人パーティなので極遅が予想されたが、
天気予報(当日昼から雨、翌日曇りのち雨)から推測するに今日どうしても登りたかったので左方カンテを登ることにした。。
このルートはトポを見ると奇数ピッチが難しいので最初セカンドで行きたかったがじゃんけんで勝ってしまいトップで行くことに・・・
1P目：ルンゼを登る。。簡単だが、久しぶりなので緊張する。。終了点はペツルのしっかりしたピンだった。。
破壊された左方カンテのルートだがしっかりしたピンは安心する。。
2P目：そのままルンゼを登る。1P目に毛が生えたくらいのピッチ。
3.1P目：Yさんが先行パーティを待つために終了点の少し下の木でビレイをしてくれていて、本来の2P目の終了点まで
登って引き上げてと言ったので引き上げた。そのまま本来の3P目を行っても良かったのだけど、難しいという噂もあり、
ルートも微妙にわからなかったこと、入れ替えでザイルが絡まるのが嫌だったのでYさんに3P目を行ってもらうことにした＾＾
3P目：ワンムーブ難しい。破壊されたこのルートはピンもぶっこ抜かれているため？なく、カムでリードをする事を考えるとセカンドで本当によかったと思った。。
ふぅ〜〜。。3P目の終了点につくと先行パーティがもたついており、15分(30分)以上そこで待つことに・・・
なんと残置のカムをセットしたカムと勘違いして必死に回収しようとしており、えらい時間潰されてしまった。
よくよく聞くとガイドパーティらしいが、北岳ガイドパーティの悪夢が蘇ってきた
4P目：ようやく諦めてくれたので登攀開始。。チムニーを快適に上がる。（りーどしたがほとんど記憶なしｗ)
5P目：このピッチはフェースがクライミングが楽しめた。。ハーケンが若干残っており、それを手がかりに上っていく。。
セカンドだったのでほとんど左の壁の右側を登った。リードならピンがなくてこんなのぼりはできないが、クライミングを楽しめた。。
小さなクラックの下部1ｍくらいは右側を登りその後クラック沿いを登ると簡単に登れますね。。
6P目：トポを見ると6P目は簡単なルートなので何も心構えしていなかったが、
なんと核心ルート(本来の7ピッチ目)だった。うほーー
登る前からめっちゃ緊張した。。
そして、ん？
なんか先行のガイドパーティがトップロープ状態にセットしており、俺ら登れねぇ〜〜〜〜
ん？
意味がわからんが、非常識なパーティである。。
まぁ一人登ったところで先に行かしてもらう。。
出だしが核心らしく少しトライしようと思ったが、天候も心配だったのでトライせずに出だしをA0で登る。
そのまま25mくらいをチムニー＋クラックの壁を登る。
まぁこの辺はジャミングが物凄い利き、チムニーなので背中を押し付けて休憩できるのでカムとナッツを確実にセットし登る。
カンテに出ると逆層になっており、難しい。
特に少しかぶったところをのっこすのが難しかったが、ここはペツルがあり、
さらにアンダーガバがあったのでのっこせたが、のっこす時に体に身につけているカムがペツルに絡まり、もの凄い危なかった。。
ふぅ〜落ちなくて良かったよ。。
その上部も少し嫌らしかったが、クリア。。めっちゃ疲れた。。
7P目：フェースだが、フレークが剥がれたため、若干難しくなったみたいだ。。
Yさんはカムを2つもセットして登ったが一瞬カムがひとつ外れてかなりびびった。。
セカンドで登ってみても、難しい・・
Yさんはアンダーホールドで登ったが、そのムーブは自分には不可能に思えたので、違うホールドを探すと
ちょっと上にカチがあったのでそれを利用して登った。これわかるとそんなに苦労せずに登れた。。
8P目：まぁザイルなしでも登れますね。。これで左方カンテ終了。
終了して自己ビレイ取った瞬間に小雨が降ってきた。。セーフ！！！あぶねぇ。これ6P目とか7P目だったら敗退でしたね。。
そんな感じで登りきりました。。
登った後休憩して烏帽子岩まで行き、偶然G君、I君パーティと遭遇。。一緒にテンバまで帰ることにする。
G君は珍しく憔悴していた。。ｗ
まぁ生きてて何よりである。
クリヤ谷へ下降だが、出だしのブッシュがきつく、半そでの俺は傷だらけになったｗ
行けども行けどもテンバに着かなかったのでだいぶ疲れたが2時間程で到着。。やっぱり懸垂で降りたらよかったと思ったが
下降路が知りたかったのでしかたないｗｗ(懸垂のほうが危険だしね。)
そんな感じで夜飯は無事4人で食べることができました。。
左方カンテは
3P目、6P目、7P目が難しい。
y4
